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天気も良く、上高地 最高

 10/3(火)、「上高地再考と自然散策」と題して、プラチナ大学生39名が上高地を訪れました。

 当日の朝は市内も気温が低く、上高地はどんな寒さだろうと心配しての出発でしたが、大正池と梓川の清流、そしてこれ以上ない青空に映える焼岳や奥穂高岳を中心とした連峰が見えるとバスの中では歓声が上がり、寒さを感じさせない熱気に満ちていました。

 その後は、3班分かれ、自然公園財団上高地支部の職員の方のガイドで河童橋周辺を散策し、午後は同財団支部長の加藤銀次郎先生から「上高地再考~新たな視点から上高地の歴史を紐とこう~」と題して講話をいただきました。

 歴史的には、上高地は松本藩の隠し財産として、榑(くれ)、薪、炭を生産し、それが藩士へ現物支給されていたこと、藩有林での材木の切り出し・運搬は危険を伴い、その犠牲になられた方の人名が上高地の地名の由来であること、終戦間際に上高地に軍需工場という計画があったこと等ののお話をお聞きしました。

 また、雪形や「山」と「岳」の違い、季節ごとの上高地の魅力についてもお話しいただき、地元住民として、また訪れたい気持ちを大きくした研修となりました。

 

投稿日:2023年10月10日 カテゴリ:プラチナセンター

元気にゲートボールとペタンク

 9/19(火)、やまびこドームで、第63回松本市高齢者ゲートボール・ペタンク大会が、約120名の元気な高齢者の皆さんの参加で開催されました。

 ゲートボールには、6チームが参加し、2つのコートで各チーム計3試合を行い、優勝を目指しました。ペタンクは、18チームが6チームずつ3ブロックに分かれ、各チーム4試合を戦い、勝ち点で順位を決定しました。結果は下記のとおりです。

 今年も、広く交流の輪を広げるというイベント開催方針に従い、市高齢者クラブ連合会に加入していない、中央地区の3チームがペタンクに参加しました。

 【ゲートボール】 優勝:上野悠遊A、準優勝:上野悠遊B、3位:四賀保福寺町、4位:寿台双葉会

 【ペタンク】 優勝:奈川B、準優勝:中央A、3位:中央C、4位:四賀板場B

投稿日:2023年10月4日 カテゴリ:プラチナセンター

高齢者クラブ大会が開催されました

 8月23日(水)、高齢者クラブ関係者が集い、活動における功績を表彰し、時代に相応しい高齢者クラブ活動を探る「松本市高齢者クラブ大会」が、アルピコプラザホテルで開催されました。

 来賓として、松本市長(代理)、松本市議会副議長、松本市社会福祉協議会会長をお招きし、梓川地区の小松正明さん他4名の方が高齢者福祉事業功労者として、また、四賀の原山高齢者クラブ他1クラブが会員加入促進クラブとして表彰されました。

 そのあと開催された親睦会では、中国伝統芸能の変面ショーを見た後、4年ぶりのお料理とお酒を楽しみ、笑いと歓談の花が咲きました。

 松本市高齢者クラブ連合会は、会員減少が続いていますが、体と気持ちの続く限り、仲間の輪を広げ、高齢者福祉の向上に寄与する活動をしていこうとまとまりました。

投稿日:2023年10月4日 カテゴリ:プラチナセンター

相続は避けてとおれない

 8/2(水)午後のプラチナ大学の講義では、長野県司法書士会松本支部の小松和茂支部長から、「相続のおはなし~相続を争続としないための遺言の利用を考える~」と題して講話をいただきました。

 困難事例となる場面の相続人側の問題としては、不仲、相続人多数、相続人行方不明などがあり、負債過多、遺産が農地山林と言った遺産に起因することもあり、近頃では、全員相続したくないということもあるようです。相続は避けてとおれないものとして、上手に利用すれば争続につながらない、ひとつの方法である遺言について、方式や訂正、法律上効力が生ずる項目などについてお話いただきました。最後に残さず使い切れば問題は起こりませんというお話に笑いが起きていました。

投稿日:2023年9月1日 カテゴリ:プラチナセンター

命を守る行動を

8/2(水)午前のプラチナ大学の講義では、松本大学地域防災科学研究所の木村晴壽所長から、「地域防災の諸課題~命を守る避難に向けて~」と題して講話いただきました。

災害時において、一番大事なことは命を守る行動をとることで、誰にでもできることが避難するということ、その迅速で的確な避難のためには、隣組等小さな単位でのはじめの24時間の行動が有効であり、そのために日頃から隣近所の共助の関係づくりが重要であるとの事でした。それが住民主体の防災であり、ここは大丈夫、まだ大丈夫と避難しないという大きな問題への対応にもなり、この自助と共助こそが地域防災であると、今までの災害や現地視察をなさったご経験からお話いただきました。

投稿日:2023年9月1日 カテゴリ:プラチナセンター

やさしい日本語で外国人とコミュニケーション

 7/19(水)午後のプラチナ大学の講義では、NPO法人中信多文化共生ネットワーク 日本語教育アドバイザーの佐藤佳子先生から、「やさしい日本語で外国人とコミュニケーション」と題して講話と、実際に3人の外国人の方と話をしてみました。

 「やさしい日本語」とは、「易しい日本語」でもあり、「優しい日本語」であること、外国人だけでなく、こどもや高齢者、障害者にも伝わりやすい日本語のことであり、日本に暮らす外国人には、英語で話すよりコミュニケーションがとりやすいとのお話でした。そのやさしい日本語のポイントは、①簡単な言葉を使うこと、②短い文に分けること、③あいまいな表現を使わないこと、④伝えたい事から伝えること、⑤はっきり、ゆっくり話すことで、いくつかの例文をやさしい日本語に直す練習から始めました。

 やさしい日本語の正解は一つではなく、日本語のレベルによってより簡単な日本語に言い換えができることを確認して、3人の外国人の方に「やさしい日本語」で質問をしました。「日本に来て、日本人をどう思いましたか」「どんな仕事をしていますか」「休みの日には何をしていますか」など質問があり、3人の答えを理解しようと一生懸命でした。「日本に来て嫌な思いをしたことはありますか」との質問には、3人とも「外国人だろ、何しに来た、帰れ」等と言われたことがあるそうで、悲しい日本人の実態を突き付けられました。観光以外の目的で来日している外国人の方は、税金も健康保険料も年金も日本人と同じように払っており、人口減少の中での労働力確保から、外国籍の方の力は必要であり、日本を選んでもらうためにも、やさしい日本語の活用が必要な時代はすぐそこまで来ている、やさしい日本語をもっと活用しようと思いました。

投稿日:2023年7月20日 カテゴリ:プラチナセンター

かかりつけ薬局をもって健康管理を

 7/19(水)、プラチナ大学の6回目の講義として、松本薬剤師会会長 田多井健介さんから「薬局の上手な活用術~かかりつけ薬局をもって健康管理に活かそう~」と題して講話いただきました。

 まず、薬の目的は①治療、②予防、③検査で、治癒力を補うことが大事な役目であること、副作用はどの薬にもあるが、主作用の必要性が大きいことを理由に服用されていること、家族でも薬の共有はしてはならないこと、形状が違う薬の飲み方についてお話いただきました。また、飲み残しの薬は全国で550億円分もあるので、期間をおかずに薬局に持ってきて再利用してほしいこと、そうすることで保健負担分を減らせ、再利用で個人負担も減らせる、そのためにも、一人一冊のお薬手帳を有効活用してほしい、そして、困ったことがあったら何でも相談できるかかりつけ薬剤師を持ちましょうとまとめられ、よくある質問についてもお話いただきました。

 皆すぐにでもやらなくてはならないことを見つけられたお薬の講話でした。

投稿日:2023年7月20日 カテゴリ:プラチナセンター

コロナに負けない健康づくり

 7/5(水)、プラチナ大学の午後の講義では、松本市立病院内科の澤木章二医師から、「コロナに負けない健康づくりとコロナ禍での医療機関」と題して講話いただきました。

 まず、新型コロナウイルス感染症のこの3年半の経過と、松本圏の第2種感染症指定医療機関としての松本市立病院の対応や、感染の急拡大に伴う院内感染との闘い、松本モデルとしての入院病床の調整などについて、現場からのお話をお聞きしました。

 その後、コロナに負けない健康づくりについて、個人でできる感染予防、感染症に負けない身体づくりとして、①体を冷やさない、②食事・運動・睡眠、③口腔ケア、④フレイルの項目についてお話しいただき、特に腸は人体最大の免疫器官であり、免疫細胞の70~80%が存在し、腸内環境を整えると感染症の予防に役立つことを説明いただきました。また、笑うことでストレスホルモンが減少し、幸福ホルモンが分泌され、免疫細胞が活性化されるという、えがおの効用についてもお話いただきました。

 質問では、ワクチン6回目の接種について質問があり、こういう場での医師の発言が今後に影響を及ぼさないように配慮されている澤木先生の優しさが垣間見れました。

投稿日:2023年7月20日 カテゴリ:プラチナセンター

終活で一番大変なことは相続

 7/5(水)、プラチナ大学の4回目の講義として、総合コンサルタントの高山邦男さんから、「終活 よもやま話」と題して講話をいただきました。

 これまでの講義では、6つの班ごとに着席し、教室形式で講義を受けましたが、今回の席次は自由で、4~5人のグループを作り、新しい交流が見える話し合いがもたれる中で進められました。

 講義の内容は、終活で一番大変なことは相続で、思いどおりの相続とするためには生命保険の活用が有効であるとの事で、相続人の順番を知っておこうと、色々なパターンの相続人関係図による説明がありました。

 各自、講義で大事だと思った事、感じたこと、話し合いで大事だと感じたこと等を付箋に記入し、配布された白紙に貼り付けることで、この講義の自分ノートが完成するというまとめがされました。

 講義の内容が相続に集約されていたので、8/2にも司法書士の相続の講義があるが、事務局はどういう位置づけでカリキュラムを設定したのか、分野が多岐にわたるよう内容を精査すべきではないかとの意見が出されました。

 

投稿日:2023年7月20日 カテゴリ:プラチナセンター

プラチナ社会を考える

 5/24(水)午後、プラチナ大学の3回目の講義として、㈱地域経営プラチナ研究所 代表取締役の平尾勇さんから「プラチナ社会を心豊かに生きる」と題して講話をいただきました。

 平尾先生は、日本の人口推移から、長寿化と人口減少が市場の縮小と労働力不足をもたらすと言われているが、本当にそうなのか、生産年齢人口を実態に合ったように定義するだけで違う見方ができ、シニア層の可能性を引き出せると話されました。

 シニア層は、自分はまだ若く行動的と認識している方が多く、心豊かに、心穏やかに生きるための秘訣を学べば、社会貢献寿命を持つ、プラチナ社会のシニアとしての活躍が期待できる、その秘訣は、①仲間とワイワイ楽しむ、②笑えば笑うほど健康感が高まる、③地域で役割があれば長生きと示されました。

 また、古代ローマの賢人キケローの「老年について」の本から、現代にも通ずる心穏やかに生きる心持ちを紹介され、最後に、豊かに生きるシニア7か条でまとめられました。

 締めに紹介された「人は歳を重ねるだけでは老いない 理想を捨てたときに老いが始まる」というサミュエル・ウルマンの言葉が印象に残りました。

投稿日:2023年5月29日 カテゴリ:プラチナセンター