ブログ名

天気も良く、上高地 最高

 10/3(火)、「上高地再考と自然散策」と題して、プラチナ大学生39名が上高地を訪れました。

 当日の朝は市内も気温が低く、上高地はどんな寒さだろうと心配しての出発でしたが、大正池と梓川の清流、そしてこれ以上ない青空に映える焼岳や奥穂高岳を中心とした連峰が見えるとバスの中では歓声が上がり、寒さを感じさせない熱気に満ちていました。

 その後は、3班分かれ、自然公園財団上高地支部の職員の方のガイドで河童橋周辺を散策し、午後は同財団支部長の加藤銀次郎先生から「上高地再考~新たな視点から上高地の歴史を紐とこう~」と題して講話をいただきました。

 歴史的には、上高地は松本藩の隠し財産として、榑(くれ)、薪、炭を生産し、それが藩士へ現物支給されていたこと、藩有林での材木の切り出し・運搬は危険を伴い、その犠牲になられた方の人名が上高地の地名の由来であること、終戦間際に上高地に軍需工場という計画があったこと等ののお話をお聞きしました。

 また、雪形や「山」と「岳」の違い、季節ごとの上高地の魅力についてもお話しいただき、地元住民として、また訪れたい気持ちを大きくした研修となりました。

 

投稿日:2023年10月10日 カテゴリ:プラチナセンター