最期まで自分らしく~内田地区福祉交流のつどい~
10月6日(月)に内田地区福祉交流のつどいがあり、社協で作成しているエンディング
ノートのお話をしました。
大型の台風18号が太平洋岸に上陸したことにより、雨、風がとても強く、悪天候の影
響が心配でしたが多くの方が参加されました。
(写真左は講義の前の身体をほぐす体操をしている様子)
社協作成のエンディングノートは中央の写真にあるようにタイトルが「私の ノート」
になっています。それは単純に「エンディングノート」とひとくくりにしたくない思いと、中身
を書いていただく中でいろいろな思いが出てきてその人なりのタイトルをつけてほしいと
いう思いにあります。今回、お話した中でも「家族への伝言ノート」や「希望のノート」など
の言葉がでてきました。
エンディングノートは終活の一環でありますが、終活について、みなさんどのようなイメ
ージがあるでしょうか。
社協ではこのノートを通じて、「最後まで自分らしく生きる」ことを伝えています。
ノートは過去、現在、未来のことを書くようにできています。
今までのこと、現在のことを書き進めているとふっと自分の原点が見えてきます。
すると不思議なものでこれからしたいことや行きたいところなどでてきます。
そんなことをつかんでいただけたらと思い、今回お話をしました。
松本市社協では最後まで住み慣れた地域で生活できるように、在宅の高齢者や障害、
疾病のため日常生活に不安な方々に対して、見守り・声かけ・安否確認などを行う見
守り安心ネットワークなどの事業を行っています。
「住み慣れた地域で、自分らしく生きる」。
その一つの「ツール」として社協のノートを活用していただけたらと思います。
投稿日:2014年10月7日 カテゴリ:地区活動