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とどけ!被災地への想い… 映画「遺体ー明日への十日間」公開中

 東日本大震災直後の岩手県釜石市を舞台にした、遺体安置所の真実を描いた映画が、
山形村アイシティシネマにて上映されています。
未曾有の大震災に直面し、困難な状況や悲しみに立ち向かった人たちの姿を多くの人たちに伝えたい、災害や被災地への関心を薄れさせてはいけないという想いを胸に作られたルポタージュが原作です。
映画に併せて被災地の写真展が開かれています。これは、映画の舞台となった岩手県釜石市を拠点に、大槌町・山田町の被災地において、松本市社会福祉協議会が募集したボランティアバスパックで復興支援に携わったボランティア団体「まつもと大槌の会」主催によるもので、震災から2年を機に犠牲者に冥福を祈り、被災地支援の気持ちを継続させようと企画しました。映画と写真展を観て、改めて震災に向き合おうとして下さる方が大勢いらっしゃることに胸が熱くなります。
去る3月2日には、監督・脚本を手掛けた君塚良一さんと歯科助手役の酒井若菜さんが訪れて舞台挨拶が行われました。映画に込めた想いや撮影のエピソードを語り、PRをされました。
映画は3月末まで上映予定で、収益金は被災地へ義援金として寄付されます。被災地に対し、何が出来るのか…考えておられる方は、映画を観ることがもう一つの復興支援に繋がりますので、多くの方に観賞していただければ幸いです。
震災から2年が経過しましたが、この映画をご覧いただくことで、再度被災者の皆さんに想いを寄せ、心を寄り添わせる機会にしていただければと思います。
そして、震災で得た教訓を風化させることなく、今後の地域づくりに活かしていきましょう。

 

 

投稿日:2013年3月12日 カテゴリ:お知らせ