「辛さ」と「幸せ」の違い ~第63回長野県社会福祉大会~
9月10日(水)に茅野市民館マルチホールで第63回長野県社会福祉大会が開催され
松本市社協会長、役員、被表彰者など総勢18名で参加しました。
松本市で今年表彰された方々は
<ボランティア団体>
田川地区ボランティア部会
保福寺町喜楽会
<社会福祉功労者:民生委員功労賞>
城北地区 横山 百合子 民生委員
城北地区 伊藤 吏 民生委員
城東地区 中野 京子 民生委員
城東地区 原田 京子 民生委員
島内地区 宮下 信一 民生委員
<社会福祉功労者:社会福祉協議会役員功労賞>
中央地区 藤村 吉彦 会長
の2団体、6名の皆さんでした。
県大会のテーマは「人と人とがつながり 支え合う地域づくり」。
住民支え合い活動実践報告として茅野市にある「ひまわりの会」によるさくらまつり復
興の話を聞きました。
講演はダウン症の書家金澤翔子さんの母金澤泰子さんによる「-辛さにも恵まれ、幸
せにも恵まれる-」。
金澤翔子さんによる揮毫「共に生きる」の後、金澤泰子さんからダウン症と告知され
何をやってもビリで絶望の日々、20歳で開いた個展を機に世界が広がり幸せを感じ
る日々を迎えた話、金澤翔子さんの書の秘密の一端を聞かせていただきました。
その秘密は金澤翔子さんの魂の純度、その日その瞬間を100%で生きていること。
当日、目の前で揮毫する書を見て、まさに「魂の書」であると感じました。
また、最後に金澤翔子さんが大好きなマイケルジャクソンのムーンウォークやダンスを
披露して、会場は和やかな雰囲気になり大きな拍手に包まれました。
「辛さ」と「幸せ」、その気分の違いは果てしなく大きいと思ってしまいます。
ただ一歩ひいてみるとたった一本の線の違いであり、実はそんなに違わないのではな
いか、そう思いました。
辛いときこそ転機であり、変わるきっかけである、言い尽くされたことですがピンチはチ
ャンスでもある、改めてそう実感した今日の講演でした。
投稿日:2014年9月12日 カテゴリ:地域福祉課