社協城東「ひだまり」第56号発行
社協城東「ひだまり」第56号、今年度最後の号が完成しました。
今年度、城東地区民生児童委員による一人暮らし高齢者の聞き取り調査を行いましたが
その結果報告(行事参加、介護問題、不安に思っていること、買い物方法など)を中心に
1月に行われたまゆ玉づくり、まゆ玉と三九郎の関係などの記事を掲載しています。
城東地区の近況がわかる内容になってますので、ぜひご覧ください。
社協城東「ひだまり」第56号、今年度最後の号が完成しました。
今年度、城東地区民生児童委員による一人暮らし高齢者の聞き取り調査を行いましたが
その結果報告(行事参加、介護問題、不安に思っていること、買い物方法など)を中心に
1月に行われたまゆ玉づくり、まゆ玉と三九郎の関係などの記事を掲載しています。
城東地区の近況がわかる内容になってますので、ぜひご覧ください。
2月13日(金)に田川地区見守り体制の確立(サロン事業立ち上げ)に向けた研修会が
行われました。
これは田川地区地域ケア会議の中で地域包括ケアシステム※を構築する一環として
地域の中の高齢者の見守り活動の一つであるサロンが必要ではないかという問題
提起があり、それをきっかけにサロン活動について知ろうということで行われました。
※地域包括ケアシステムとは・・・
団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、重度な要介護状態となっても住み
慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、医療・介護・
予防・住まい・生活支援が一体的に提供されること(厚生労働省HPより)
サロン活動について、社協職員より説明を行い、田川地区巾上南、渚本村町会で実際に
行われているサロン活動の事例発表を行いました。
超少子高齢社会が進む中で少しずつ地域でできる見守り活動などを進めていくことで
顔が見え、お互いに支え合い、住みやすい地域となり、住み慣れた地域で自分らしく住み
続けることの実現につながります。
地域での絆が少しでも深まるようになればと思います。
2月10日(火)田川地区巾上南町会の出張ふれあい健康教室にて
町会主体による社協劇団台本を使った寸劇が行われました。
社協では特殊詐欺、地震などの災害時等の見守り活動について、
寸劇によりその内容や活動の大切さを伝えてきました。
今まで社協職員が主体となって寸劇(通称「社協劇団」)を行ってきましたが、
今回は町会役員のみによる寸劇で、初の試みでした。
役者ぞろいの巾上南町会、特殊詐欺についての寸劇にも熱がこもり、
アドリブも交えつつ進み、観ている方々も熱心に見ており、
終わった後、すぐ「またやって!」との声も聞かれました。
「住み慣れた地域で安心して暮らせるように日ごろから隣近所で
見守り・声かけ・安否確認等を行いいざという時には、地域の皆さんが
連携して助け合う」見守り安心ネットワークの活動は、一人の力ではできません。
町会の役員、民生委員の方々や住民の皆さんの協力があって
初めて可能になる活動です。
そして、その活動の内容への理解も必要となり、
寸劇はその一つのツールとしてとてもわかりやすいものです。
見守り安心ネットワーク活動がこのような形で町会内に
浸透していけばと思います。
社協鎌田支会では、2月2日(月)に西部公民館において、「地域における支え合いの地域づくり」をテーマにして、福祉講座を開催しました。
上田市にある一般社団法人地域ケア総合研究所の竹重俊文所長から、これからの地域は、国、県、市の行政に頼るのではなく、地域の特性を生かし、自分達で自覚と覚悟をもち、自己責任で地域の居場所をつくることが必要です。病院への長期入院や老人ホームの長期入所ができなくなり、国は増税や介護保険料・利用料を増額するなど、介護保険制度が変わりますので、軽度の方々は出来ることは自分でやり、地域が支える体制が必要となってきます。
これからは、ディサービスセンターも一律で入所できなくなり、重度の方の居場所となります。そこで、地域の中で365日24時間暮らすための支援を行う必要があるとの話しがありました。
社会の仕組みが大きく変わる中で、住み慣れた地域で住み続けるために、元気なうちに身近な地域で支え合う仕組みを構築することが、住民自治であり必要とのことです。
また、隣近所で困っている人に何が出来るのか、何をして欲しいのかを考え手を差し伸べて、それを一人で行うのではなく、地域全体で支援する仕組みをつくることが必要であるとのことでした。
居場所となる支え合いサロンは、自分達の老後を安心して生活するために、身近な場所で何時でも使えて、お茶を飲み食事が出来るところとなるよう、皆で知恵を絞ることが必要と話されました。
町会長、民生児童委員、健康づくり推進員、日赤奉仕団員、ボランテイア部会員等80名の方々が参加され「人間は誰でも、誰かに必要とされ、誰かの役に立っていることに生きがいややりがいを感じます。居場所があるだけではだめで、そこに何らかの『出番』があることが重要ではないでしょうか」と感想をのべていました。高齢者がサービスの受け手であっても、できることは担い手として高齢者、障がい者、子育て中の方々を支えることが、住みよい街へつながります。社協としても地域での支え合いを応援いたします。
3月4日(水)に第2回城東地区介護者の集いを開催します。
今回は北部デイサービスセンターの管理栄養士さんによる
介護食の紹介、調理実習、試食をしながらのお茶会をする予定です。
場所は城東公民館で、参加費は無料になります。
介護をされている方、介護に興味がある方などどなたでも参加できます。
参加を希望される場合には、
城東公民館 TEL34-0191
松本市社協地域福祉課 TEL27-3381
までご連絡をお願いします。
ご気軽に、ご参加をお待ちしております!