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「共同募金配分決定目録贈呈式」を開催

 地域福祉事業の財源となる「赤い羽根共同募金運動」について、長野県共同募金会松本市支会(事務局:松本市社会福祉協議会)では、広報活動や街頭募金運動などを行い、この運動の必要性と重要性の周知に努め、平成24年度は目標額「35,492,000円」に対して、実績額「39,877,901円」、達成率「112.4%」という成績を上げることができました。
 これは、市民の皆さまのご理解・ご協力があってこそ、なし得た結果であり、ご協力いただきました皆さまに、心より感謝を申し上げます。
 さて、皆さまからお寄せいただいた共同募金を原資として、長野県共同募金会が平成18年度から実施している「安心・安全なまちづくり活動支援公募配分事業」について、平成24年度は、全県では250件の申請の内、175団体へ総額31,361,000円の配分が決定しました。
 この内、松本市については、29件の申請の内、25団体へ総額4,546,000円の配分決定を受け、長野県共同募金会松本市支会では、4月22日に「共同募金配分決定目録贈呈式」を行いました。
 配分決定を受けた松本市内の町会・自主防災会など各団体では、テント、拡声器、発電機、無線機、炊き出し釜、トランシーバー、リヤカー、救助工具、ヘルメットなど、防災備品等を整備し、日頃の防災訓練やいざという時に活用することにしています。
 松本市の配分件数・配分額は、ともに県内で最多となっており、防災と福祉に対する意識の高さが如実に表れています。
 景気や雇用情勢がなかなか回復しないなど、社会的不安がいまだ大きい中で、社会福祉を取り巻く状況も厳しいものがあり、地域福祉の推進がますます重要になっています。
 特に一昨年の東日本大震災や本市における地震など大規模災害を契機として、災害から得た教訓を風化させることなく、日頃から身近な人たちとの「縁」「絆」「つながり」を大切にして、いざという時にはいたわり合い助け合える地域づくりを進めていくことが求められています。
 皆さまからお寄せいただいた共同募金は、このように身近な地域での防災と福祉のまちづくりに役立てられています。
 地域の福祉力を高め、災害等に負けない共助と連帯の地域づくりを推進し、地域福祉を充実させていくための財源である共同募金に対して、今後もより一層のご支援・ご協力をお願いいたします。
 

投稿日:2013年5月1日 カテゴリ:お知らせ