「伝統を受け継ぐ地域の絆」~第26回島内灯篭まつり~
平成24年8月5日(日)、松本市音楽文化ホール・島内公園を会場に、第26回島内灯篭まつりが開催されました。
灯篭まつりは、地域を流れる奈良井川で昔行われていた灯篭流しにちなんで名づけられたおまつりで、島内地区社会福祉協議会が主催し、第1回は昭和62年に開催されました。それ以降、世代が代わっても地域の「おまつり」として絶えることなく受け継がれ、今年で26回目。地域住民の皆さんや近隣の皆さん約10,000人の来場者は、夏の夜を照らす手作り灯篭をバックに行われた多彩な催しを楽しんでいました。
野外ステージでは、松島中学校吹奏楽部のファンファーレと演奏で始まり、島内小学校合唱部の発表、島内地区祭囃子、太鼓連朱雀、マジカルドリーム、ソーナイスオーケストラ、松本市民吹奏楽団の演奏などが行われ、また、小学生以下が行った風船割りゲームでは、みごとに割れると賞品はなんとスイカ1玉。子どもよりもお母さんの方が熱が入っていたかも?しれません。
さらに小ホールでは、夕涼みお話ファミリー劇場が開催され、おまつりの最後には、「打ち上げ花火」が夜空を焦がし、大きな歓声とにぎわいの渦につつまれていました。
地域住民の皆さんによる地域のおまつり、「島内灯篭まつり」。改めて実行委員各位のご尽力に敬意を表するとともに、地域の絆をより深めるために今後も可能な限り続けて行ってほしいものです。