松原地区で山梨県に防災を学びに行ってきました。第2弾
松原地区生活支援員です。前回は甲府気象台で学んだことをご紹介しましたが、今回は山梨防災安全センターで防災の対策について学びましたのでご紹介したいと思います。
1 防災の備え・災害の被害の減少に向け必要なこと
「適切な避難訓練の実施」
・安否確認は各家庭を回って確認すべきである。また、避難者名簿は
昼と夜に分けて作る。
・通り一辺倒の順調に終わった訓練は悪い訓練。真剣に現実的な訓練
を行えば問題点が見えてくる。
「日頃の準備、災害時の行動の明確化」
・災害発生時の自分の行動をシュミレーションする(人を助けるため
に自分の命を優先)。
・チェックリスト・防災マップ等を活用して災害時の個人や地域の弱
い点、強い点を明確化する。
・備蓄は水とトイレが重要(水があれば1週間は生きられる)。
2 防災は手間、金かけずに頭を使って
・畳んだ新聞紙を箪笥の下に挟んで地震対策
・ごみ箱にビニール袋を被せ、丸めたトイレットペーパーと漂白剤を
入れた簡易トイレ…等
3 ある町会の取組み
・高齢化が進み役員ができないため、自治会を解散し皆で発災時の役
割分担をしている。
・震度5以上の地震発生時は皆がとにかく外にでる。⇒姿が見えない
人を元気な人が安否確認
・避難場所は班ごとに高齢者が歩いて行ける近場に設定…等
個人や家庭、地域の防災・減災の日頃の取組みで、災害時の被害が大きく変わると改めて感じた講座でした。
投稿日:2021年6月19日 カテゴリ:未分類