ブログ名

災害時、隣近所での支え合いの大切さを伝える寸劇上演

 1月12日に開催された松本市民生委員・児童委員協議会の新年会で、松本市社会福祉協議会職員が、「社協劇団」と称し寸劇を披露しました。

 今回の劇は、大きな地震が発生した際に近所の住民が、一人暮らしの虚弱な高齢者に声をかけ安否確認をして、近隣の住民が一緒になって避難するというものです。また、高齢者が「いざ」という時のため、避難グッズを準備したり、家具を固定するなどの減災対策が大切であることや、発災後の片づけを社協の災害ボランティアセンターに依頼できることなどPRしました。

 災害時、隣組などのご近所の住民同士の助け合いが最も重要です。そのために社協では、災害時だけではなく、常日頃から地域に関わりを持つと同時に特に高齢者や障害をお持ちの方(要援護者)を見守るしくみ「見守り安心ネットワーク活動」を推進しています。平常時のつながりができてこそ、災害時に活かせるからです。

 言葉や、文書ではなかなかわかりにくい事ですが、社協では、このような寸劇にして「近所での支え合い」を基本として、住民のみなさんが安全・安心な地域づくりを進められるように、支援しています。

投稿日:2012年1月17日 カテゴリ:地区社協事業