交流集会でボランティアの和が広がる
2月4日(土)松本市総合社会福祉センターで恒例の松本市ボランティア交流集会が、本年度は松本ブロック(塩尻市社協・安曇野市社協・東筑摩郡社協)との共催で開催されブロックからも大勢の方々が参加されました。20回目の開催となった今年も多くの方が足を運んでくださり、厳しい寒さにも関わらず熱気とパワーで大いに盛り上がりました。みなさんの元気が、松本の元気の基。これからも自分のペースで無理のないように長くボランティア活動に関わっていただけたら嬉しいです。今回の交流集会は、東日本大震災や松本の地震もあり、あらためて人と人のつながりや、地域の絆を見直す機会となりました。日頃の活動や、普段のお付き合いが、誰かのためになり、やがては自分に返ってくるのです。
午後は社協劇団の『ご近所での支え合い』をテーマにした寸劇からはじまりました。社協では、市民のみなさんにわかりやすく活動を啓発するために地区や町会単位で寸劇を実施しています。お気軽に声をおかけください。
そして講演会ではさまざまな災害現場で活躍されている全国社会福祉協議会の園崎秀治さんをお迎えし、災害ボランティアによる被災地復興支援についてお話いただきました。災害ボランティア活動に参加する原則は「被災者本位」「地元主体」「協働」であること、山積みのガレキであっても、被災者にとっては大切な宝の山であり、言葉や行動にも配慮が必要であることなど多くの体験をされた園崎さんならではの貴重なお話を聴くことができました。さらに、災害発生時に助け合えるのは地元住民だけであり、また長期的な復興も地元住民の力であることから、やはり災害時に強い地域になるためには、平常時の身近な住民同士による支援活動がもっとも重要だと感じました。
ご参加いただきました皆さま(松本ブロック)ありがとうございました。
これかも松本市ボランティアセンターでは、ボランティア活動を応援します。
投稿日:2012年2月8日 カテゴリ:地域福祉課