まつもと音楽フェスティバル(交流広場)参加団体へのインタビュー(その2)(希望の家)
10月6日(日)に開催されるまつもと音楽フェスティバルは、同時にシアターパーク
にて交流広場という障がい者団体が店舗参加する催しものがあります。
今回は、交流広場の参加団体の一つである、希望の家の塚田副所長に交流広場への出品についてと、希望の家についてインタビューしました。
「交流広場に出品される製品はどのようなものですか?」
塚田さん 自主製品として、昨年好評だった藍染め、ハーブ染めのショール、ハンカチ、コースター等、8種類の品物が約10種類の色違いであります。ブドウ染めなどは、焙煎によって色が変わり、色の多さで勝負しています。また、喫茶ポリジで使うコーヒー豆を売っており、試飲もできるようになっております。
「製品のお値段はどのくらいですか?」
塚田さん 染め物はコースターの460円からショールの3500円です。また、コーヒー豆が2種類でそれぞれ1000円で売っています。
「希望の家の製品は交流広場以外では、どこで購入することができますか?」
塚田さん 希望の家、市博物館、民芸館で販売しています。てまりや道祖神、お城をイメージした製品で、たいへん人気があります。
9月からは市役所で喫茶ポリジのコーヒーの販売を始めました。喫茶ポリジはリピーターが多く、初めての人にもどんどん来て欲しいです。コーヒーは青空市場(毎月第2第4の火曜日と金曜日、午前10時半から正午まで辰巳の御庭)でも販売しています。
「自主製品を一つ作るのにどのくらい時間がかかりますか?」
塚田さん 受注の仕事があり、1ヶ月に2,3日だけ自主製品の日にしています。
「希望の家にはメンバーは何名いらっしゃいますか?」
塚田さん 20名です。その中で、喫茶担当は5~6名です。この5~6名で自主製品の制作もおこなっています。
「先ほど仕事の受注の話が出てきましたが、どのような仕事を受注してますか?」
塚田さん イベントグッズの検品や値付けをしたり、印刷物の封入の仕事などをしています。複数の企業から受注しており、景気不景気によって仕事の量が変わるので、今後もより多くの企業から仕事を受注することで、収入と仕事量の安定化を図りたいです。希望の家ではメンバーほとんどが皆勤賞なので、”希望の家に来たのに、仕事がない”ということがないように仕事集めは職員の重要な仕事です。
「どのような仕事が得意ですか?」
塚田さん 希望の家では1.仕事の受注、2.喫茶店の運営、3.資源物の回収などのリサイクル活動、4.建物清掃などの外部就労、5.自主製品の作製の5つの仕事をしています。できることはメンバーそれぞれによって異なり、外部就労ができたり、自主製品が得意だったりと様々です。仕事は積極的に受け付けています。
「アピールポイントはなんでしょうか?」
塚田さん 多くの元気な若者が皆勤賞で働いていますので、仕事を多く受注したいです。
希望の家の塚田副所長、インタビューありがとうございましたm(_ _)m
投稿日:2013年9月27日 カテゴリ:イベントのお知らせ