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三九郎のためにまゆ玉を作りましょう(鎌田児童センター)

 1月9日(土)、松本市各地の児童センターでは、三九郎のためのまゆ玉作りが催されました。

 

 鎌田児童センターでは、鎌田ふくし広場と共催し、子供(幼稚園児含む)25名とその保護者の方が参加してくれました。

 鎌田児童センターの登録児童の2年と3年の女の子たちが司会をして、まゆ玉作りの先生としてお招きした鎌田地区ボランティア部会の方々の紹介、まゆ玉の由来、見本のまゆ玉(稲の花、蚕、お金が貯まるように巾着袋の形)の呈示などがなされたあと、各テーブルでまゆ玉作りが始まりました。

 

 まず、大きな緑、白、黄、ピンクの4種類の米粉から作られたお餅が一人一人に配られ、粉を敷いたうえで、成形しやすい大きさにちぎられたお餅をころころと転がして練りました。

 練り終わると、早速成形です。まずは丸型にして、多くの子が巾着袋の形から作り始めました。丸く成形したお餅から上下に分かれるくびれを作り、細く伸ばしたお餅でくびれを巻いて結び目を作れば早くも巾着袋の完成です。

 巾着袋のあとに蚕の形を作ると、もう子供たちは成形になれてしまい、思い思いの形を作り始めました。

 いちご、スイカ、メロン、和菓子風、雪だるま、星、桃、鬼、ウサギ、猫、花、バナナ、お団子、餃子、怪獣、リボン等々他の子に負けじと様々なまゆ玉が出来上がってきました。

 後は柳の枝にさして、火であぶれば終わりという所まで作って今日はおしまい。子供たちはそれぞれが作ったまゆ玉をタッパーに入れて、三九郎がある日まで大切に保存するとのことです。

 

 最後に始めの会の司会をしてくれた女の子たちが終わりの会の司会もしてくれて、「みんな楽しくできた」といった感想が上がりました。帰りにはにおい袋ももらい、みんなホクホク顔で帰っていきました。

 

 もう三九郎が終わった地区も多いですが、みなさんはまゆ玉を三九郎の火であぶって食べましたか?無病息災になるとも言われています。今年も一年元気でいられるよう、しっかり食べられたらいいですね。

投稿日:2016年1月15日 カテゴリ:児童館