ちょっと早いですが、来年もいい年を迎えられますように(筑摩児童センター)
12月19日(土)に筑摩児童センターでは約30名の参加者とともにしめ飾り(わらのリース)を作成しました。当日は、4,5名で1つの組を作り、作業に当たりました。
しめ飾りを作る先生には、毎年教えて頂いているAさんに今年もお願いし、それに民生委員の方々に各組に分かれてお手伝いをして頂きました。
まず、館長先生からしめ飾りの由来を話してもらいました。曰く、「しめ」とは神様(わらぐつの中の神様)がいる場所のことで、しめ飾りは真心を込めて作ることが大切とのことです。
しめ飾り(わらのリース)は、
①わらの束から長すぎるわらや短いわら、横に突き出たわら等を取り除いて長さや形を整える②わらの束の根本を別のわらで固定して3本に分ける③分かれた3本をそれぞれねじる④ねじった3本を1本にねじり束ねる⑤ねじった束を丸めて円(リース)を作る⑥円(リース)にした束からはみでたひげを切り取る⑦5,6本のわらを直線的に束ねて、それにナンテンや松ぼっくり等の飾りをつけていく⑧飾り付けたわらの束を円(リース)の中央に突き通す
という工程で作りました。
まず、Aさんに一通り工程を説明してもらいながら見本を作って頂いたあと、ねじる人と固定する人というように二人一組で一つのしめ飾りを作り始めました。
最初は民生委員さんに聞きながら、一つ一つの工程を慎重に追っていきながら作りました。30分もするといたる所で円(リース)が出来上がり、飾り付けに入りました。飾り付けになるともう子どもの独壇場で、様々な飾りを選んではわら束に楽しそうに付けていました。
1本作り終わっても2本目、3本目に挑戦し、2本目にもなると器用なもので、さくさくと作っていきました。円の大きいしめ飾りや飾りが華やかなしめ飾りなど、どれも同じというものは一つもなく、自分だけのしめ飾りがたくさん作られました。
最後はみんなで余ったわらなどを掃除して、しめ飾り作りを終了しました。
今年もあともう少し。クリスマスを迎えればすぐに年末年始が始まります。この日真心を込めて作ったしめ飾りで新年を迎えることで、来年もいい年になればいいですね。
投稿日:2015年12月22日 カテゴリ:児童館