くらし

ソーシャルネット勉強会

 このほど、松本市地域包括支援センターの社会福祉士連絡会(ソーシャルネット)の勉強会に参加してきました。包括支援センターは高齢者の総合相談窓口として、平成18年に設置された機関です。成年後見制度に関しても、市民に身近な相談窓口として一次相談に対応しています。
 今回の勉強会では、後見制度につなげるまでと、つなげた後の対応方法について、事例を用いて検討しました。後見制度につなげるまでには、様々な情報の収集と、後見ニーズの見極め、チーム形成支援など多岐に渡ります。つなげた後は、それで終わりではなく、当事者の生活の安定した継続や、後見業務の持続可能な体制つくりなど、よりきめ細やかな対応が必要となります。それらの対応について、各グループで意見を出し合い、日々の業務の振り返りと、今後の対応のヒントになる情報が共有できたことと思います。
 成年後見制度を正しく理解し、必要な人には速やかに制度につながるような対応ができるように、今後も一緒に検討していけたらと思います。

カテゴリ: 成年後見制度