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松本市中央西地域包括支援センターエリアケマネ勉強会

松本市では包括支援センターエリアごとに勉強会を開催しているとのことで、今回は中央西包括エリアのケアマネジャー勉強会に参加し、「成年後見制度の理解と制度の利用に至るまで」と題し説明をしてきました。

成年後見制度のニーズに対し、やはり一番初めに気が付くのは、ケアマネジャーの皆さんだと思われますが、実際にニーズを把握した後、どのような流れで制度に結び付けるのかと言う点において理解される機会がなかったように思います。また、手続きの方法として制度は有効であるかもしれませんが、実際のニーズに対して有効かと言う点においては、疑問がある事例も多く、その辺りの見極めを行う方法や、一次相談窓口につなぐために、最低限は整理しておかなければならない情報等もあるため、より具体的な手法等について説明しました。また、制度における疑問や誤解についても改めて説明し、必要な人が必要な時に制度を利用できるように対応を依頼しました。

今後も、連携を図って、権利擁護のニーズを見落とさない支援をしていきたいと感じました。

投稿日:2022年3月16日 カテゴリ:かけはし

市民後見人材バンク登録者フォローアップ研修会を開催しました

市民後見人材バンク登録者に対し、資質向上のためフォローアップ研修会を年に数回開催しております。今年度は2回目の開催ですが、新型コロナウィルス感染対策のため、第1期のバンク登録者と第2期のバンク登録者に対し別々に開催しました。

1期のバンク登録者には、「障害福祉サービスの正しい理解」と題し、相談支援センターにじの、伊藤智寿所長から講義を受けました。当事者の自立支援の観点から、本人の能力を最大限生かすこと、また様々なサービスの内容や組み合わせ等について説明されました。本人の出来ることは何かを過去の状況も踏まえて考え、出来ることが増えることで自信につながり、それが喜びになるように相談しながら計画を作成するとのことでした。介護保険制度とは、かなり趣が違う内容に対して、参加者のみなさんは熱心に聞き入っていました。

2期のバンク登録者には、「成年後見人の仕事」と題して、かけはし職員が説明を行いました。今までも成年後見人の仕事については、様々な研修で説明してきましたが、今回は、事例を用いての説明をしました。より具体的な後見人の仕事を理解してもらうことと、支援等を行う関係者間に誤解の多い事柄などを重点的に説明し、最後は、後見人の倫理について学びました。

これから後見人を受任することに不安もあると思いますが、このような研修を通して、ひとつひとつ着実にステップアップし、実際に活動する際のひとつの糧としていただければと思います。

投稿日:2022年2月21日 カテゴリ:かけはし

第2回松安筑成年後見ネットワーク協議会

 松本市役所にて、第2回松安筑成年後見ネットワーク協議会が開催されました。
「成年後見制度の利用の促進に関する法律」に基づいて、松本市、安曇野市、麻績村、生坂村、山形村、朝日村、筑北村の2市5村からそれぞれ取り組み状況について説明がありました。また、かけはしからも状況等の説明を行い、今後、ますます増大するニーズに対応するために、2市5村とかけはしが連携し取り組むことを再度確認しました。
 制度利用が必要な人が利用できる制度となるため、関係者が協力することはもちろん、制度をよりスタンダードなものにするために、一般の住民や福祉関係者に対し、詳細な周知広報を行うことが喫緊の課題です。
 今後も、権利擁護の土壌を有した地域福祉向上に取り組んでいきたいと思います。

投稿日:2022年1月18日 カテゴリ:かけはし

第一地区出前講座

 第一地区公民館主催の出前講座「生活の知恵講座」に参加しました。
 
 第一地区にお住いの方を対象に、成年後見制度について、「あいうえお」に沿ってお話ししました。
 
 参加者の方から、後見人になるには資格は必要なのか、クーリングオフは後見人が対応できるのかなど、後見人の業務についての質問がありました。
 多くの方は、『成年後見制度』という名前は聞いたことがあるけれど、実際にどんな制度なのか分かりづらいと感じると思います。
確かに成年後見制度は複雑な制度ですが、皆さんに制度について正しく伝えられるよう、わかりやすい広報活動を目指して、研鑽を積んで行きたいと思います。

投稿日:2021年12月15日 カテゴリ:かけはし

安曇野市出張講演

 成年後見支援センターかけはしでは出張講演・相談会として、専門職が市村に出向き、成年後見制度についての周知啓発や制度についての相談会を行っています。
 
 安曇野市にて安曇野市出張講演を行いました。
 あいの手合同会社代表 社会福祉士の倉科準二先生を講師に迎え、「成年後見制度と後見人の日々の実践から ~高齢者、障がい者の支援を通じて~」と題してご講演いただきました。
 
 実際に後見人等として対応した事例を交えながら、成年後見制度で対応できること、できないことについての詳細な説明や、誰もが安心して暮らすことができる社会にしていくために、成年後見制度を必要な人には利用してほしいとの話がされました。
参加者の皆さんは、福祉関係者が多く、日ごろの業務で携わることのある場面を想像し、熱心に受講されていました。
 
 今後も各市村で出張講演・相談会を行う予定です。

投稿日:2021年11月18日 カテゴリ:かけはし

多職種連携研修会

松本市南部南西部地域包括支援センター主催の、多職種連携研修会に参加しました。

松本市では、医療と介護を切れ目なく提供できる仕組みづくりのために、多職種連携の連絡会や研修を行っているもので、今回は「成年後見人の仕事」に焦点をあて、成年後見人等とも連携を深める目的で行われました。

成年後見制度利用促進法が施行されたことや、今後、ますます増大するニーズに対応するためには、関係者がそれぞれ成年後見制度について知っておくことは必要ですが、この制度は、かなり複雑なために、今回のように、具体的に成年後見人がどんな仕事をしているか、ということから説明したものです。

法人後見を受任しているかけはしとしましても、この研修をとおして各関係機関とより連携を取って業務を行っていくことができたら、被後見人等の方々も住み慣れた地域で引き続き暮らしていくことができるようになると思っています。

投稿日:2021年10月21日 カテゴリ:かけはし

第1回フォローアップ研修を行いました。(第2期)

 第2期市民後見人材バンク登録者を対象に本年度1回目のフォローアップ研修会を行いました。
 成年後見支援センターかけはしでは、バンク登録者の皆さんの後見人等としての資質向上、スキルアップを目的に研修会を開催しています。
 今回は、かけはし職員から、成年後見制度利用促進法について及び、市民後見人受任の流れについて説明をしました。
 
 第2期の皆さんはコロナ禍により、従来行っていた実務実習が行えない現状があります。その中で、市民後見人として活動していくための方法等について学びました。
 
 皆さんも久しぶりに顔を合わせることができ、和やかな雰囲気でした。
 今後も研修を予定しています。

投稿日:2021年9月21日 カテゴリ:かけはし

第1回フォローアップ研修(第1期)

 第1期市民後見人材バンク登録者を対象に本年度1回目のフォローアップ研修を行いました。

 成年後見支援センターかけはしでは、バンク登録者の皆さんの後見人等としての資質向上、スキルアップを目的に研修会を開催しています。
 今回は講師に、松本市西部地域包括支援センター 宇留賀久美子氏を迎え、『高齢者、認知症』について学びました。

 認知症は、いろいろな原因で脳の神経細胞が壊れ記憶力が落ちる病気と思われがちですが、根本は生活障害であること、関わる方の接し方次第でご本人の気持ち等が良くも悪くも変わってしまうため、ご本人が望む対応を考えて接していきたいと改めて感じました。
 参加された皆さんも熱心に学ばれていました。

 コロナ禍ではありますが感染状況を鑑み、今後も研修会を予定しています。

投稿日:2021年8月20日 カテゴリ:かけはし

法人監査を行いました。

6月4日(金)、令和2年度の法人後見業務について監査を行いました。

今回の監査対象件数は全部で99件でした。

監査員として瀧本庨税理士にご来所いただき、1件1件担当者と向かい合い資料をつき合わせながら確認をしました。

監査結果は適正と認められました。

今後も引き続き適正な後見業務を行うよう努めてまいります。

投稿日:2021年7月16日 カテゴリ:かけはし

職員研修を開催しました

 5月27日(木)、成年後見支援センター職員を対象に任意後見制度研修会を行いました。
 司法書士の田島喬樹先生を講師に迎え、「任意後見制度の基礎」について学びました。
 任意後見制度は本人の意向を十分に反映できる制度ですが、専門用語が多いため、内容が分かりにくいという面もあります。
 中核機関として、任意後見制度について専門的な相談対応が求められます。今回学んだ内容を日々の業務に活かせるよう研鑚し、今後もスキルアップのため、課内研修を行っていく予定です。
 

投稿日:2021年6月23日 カテゴリ:かけはし