くらし
令和7年度 フォローアップ研修会
当センターでは、市民後見人材バンク登録者の皆さんを対象に、資質向上、スキルアップを目的としたフォローアップ研修会を年数回開催しています。
今年度は第1回目として、意思決定支援についての研修動画を視聴し、グループワークを行いました。
後見人等は法的な代理権を持っているため、代行決定を行うことができます。だからこそ、意思決定支援のプロセスについて理解することが求められています。また、今年度から家庭裁判所へ提出する定期報告書類に身上保護面が反映されるようになり、意思決定支援が重要視されています。
代行決定を行う場面をむかえたときに、本人にとっての最善の利益を追求するための情報として、本人の趣味嗜好を把握しておくことも大切だと改めて感じました。誰もが意思を持っているということを忘れずに、日々の業務に取り組んでいきたいと思います。
今回、バンク登録者の皆さんには研修を受けた感想や意思決定支援を業務にどう取り入れるかについてのレポート課題をお願いしました。
今後も、実務に即した内容の研修を行っていく予定です。
カテゴリ: 成年後見制度