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市民後見人養成フォローアップ研修に参加しました

 7月28日、富山県小矢部市で開催された「市民後見人養成フォローアップ研修」で、当センターの経過と現状についてお話してきました。

 NPO法人となみ地域障害者成年後見福祉会の主催によるもので、この会では、行政、社協の職員の方を対象としたいので、社会福祉協議会における法人後見を含めた成年後見制度への取り組みの話をしてほしい、ということでした。

 NPO法人知多地域成年後見センター事務局長の今井さんのコーディネートにより、伊賀市社会福祉協議会の田邊さん、富山市社会福祉協議会の岩下さんと一緒にお話しさせていただきました。
 特に、実際に「福祉後見人」が受任して活動を始めている伊賀市社会福祉協議会の活動や、富山県内でこれから法人後見に取り組まれる富山市社会福祉協議会に関心が集まっていて、皆さん熱心に質問されていました。
 

 ところで、「市民後見人」は最近よく聞く言葉ですが、その定義となると明確なものはないようで、実際、家庭裁判所においても安易に「市民後見人の養成研修を受けたから」といって第三者後見人として市民後見人を選ぶということは少ないようです。
 成年後見人になるということは、ご本人の財産を自由にできる権限が与えられるということであり、強い倫理感が必要になります。市民後見人が現実的に活動するには、十分な養成の体制と、養成した機関が責任を持って後見監督人になるなど、全面的なバックアップが必要と考えています。
 このことから、私たちのセンターが市民後見人を育成することは時期尚早と考えており、現在は相談、法人後見の受任に全力で対応しているところです。

 

 いずれにしても、全国的に成年後見制度を利用した権利擁護推進の取り組みが広がっています。このような動きが将来、制度の改善や公的支援の拡充につながって、地域の皆さんが、より安心して生活できるようになればいいなあ、と感じました。
 

投稿日:2012年8月6日 カテゴリ:かけはし

そよかぜふくしあわせまつり

 筑北村社会福祉協議会主催で7月1日に行われた「そよかぜふく しあわせまつり」に参加しました。

 朝から一日あいにくの:::雨:::でしたが、♪コーラスフラダンス♪などの催しや、松本短期大学のみなさんのブースなど、盛りだくさんのイベントに、「成年後見支援センターかけはしの紹介」として、長野県社会福祉協議会様のお隣にひと区画いただきました。

 

 おまつりにそぐわない(かもしれない)内容だったかもしれませんが、足を止めてお話を聞いてくださった方もいらっしゃいました。

 ありがとうございました。

投稿日:2012年7月4日 カテゴリ:かけはし

「筑北村 そよかぜふく しあわせまつり」開催について

 筑北村社協では、誰もが望む平穏な暮らしを実現させるために、「難しく考えず、誰にでも地域福祉はできる」という意識をもっていただくことを目的とした、福祉まつりを開催します。
 当センターを紹介するコーナーもあります。

 

 *日時 平成24年7月1日(日) 10:00~16:00

 *場所 筑北村社会福祉協議会館きささげ荘

      東筑摩郡筑北村西条3507番地

 *内容 ・施設公開

       ・各種体験

       ・各種団体、グループ、サークル等の活動発表や物品販売など

       ・関係機関による各種相談窓口の開設


みんなで楽しみながら、福祉に触れてみませんか?
 

投稿日:2012年6月20日 カテゴリ:かけはし

麻績村にて

 6月14日に開催された、麻績村の民生児童委員協議会定例会で「成年後見制度について」のお話をさせていただきました。

 成年後見制度について、どんな時に必要となるか、内容、福祉との関わりなどについて、質疑応答も含め1時間ほどお時間をいただきました。

 日頃から地域住民の皆さんからのいろいろな相談を受けておられるからか、熱心に話を聞いてくださいました。

 ありがとうございました。

 

 私たちの根本的な目的は、「成年後見制度」の利用者を増やすことではなく、「成年後見制度」が必要であるのも関わらず、いろいろな課題があって結びついていない方が、「成年後見制度」を利用することで、地域で安心して生活できるようにお手伝いすることです。

 今回のような機会を設けていただくことで、住民の皆さんにいちばん身近な支援者である民生児童委員の皆さんが、相談の中で「この課題は成年後見制度を使えば解決するんじゃないか?」と、行政、社協、当センターなどに結びついてくださる判断材料となれば、課題解決の一助になるのではないか、と思っています。

投稿日:2012年6月15日 カテゴリ:かけはし

成年後見支援センター連絡会議がありました

 5月15日(火)に、県内5ヵ所にある成年後見支援センターの連絡会議が開かれ、相談実績の報告や、今後の課題等について情報交換が行われました。

 松本・長野・上伊那の3つのセンターは昨年から活動をしており、今年から佐久と上小の2つのセンターが開所しました。
 H23年4月~H24年4月にあった、5つのセンターへの相談件数は、延べ1,980件となりました。

 今後もこのような連絡会議や研修などを行い、情報交換や連携をとることにより、問題を解決していけたら良いと考えております。

投稿日:2012年5月21日 カテゴリ:かけはし

新村地区福祉ひろばのみなさんが視察にきました

5月8日(火)に、新村地区福祉ひろばのみなさんが、センターの視察にいらっしゃいました。
40名近くの方々がお見えになり、職員から制度の概要説明等しました。

 

☞☞成年後見制度とは☜☜
 認知症や精神障害、知的障害などにより、判断能力が不十分になったときに、契約などの法律行為や財産管理を支援することにより、その方の権利を守る制度
 大きく分けて2つの制度があります。
[任意後見制度]
 あらかじめ判断能力のあるうちに、将来、判断能力が不十分になったときに、保護・支援してくれる人を決めておく制度
[法定後見制度]
 判断能力が不十分な方について、配偶者や親族が家庭裁判所へ申立てをし、選任された後見人等が、本人のために必要な支援をする制度
 本人の状態によって、補助・保佐・後見の3つの類型があります。

投稿日:2012年5月10日 カテゴリ:かけはし

麻績村が参加しました

 平成24年度から、麻績村と麻績村社会福祉協議会が参加となり、対象地域は
2市4村となりました。

 今後は、麻績村での出張相談も予定しています。
 

投稿日:2012年4月9日 カテゴリ:かけはし

1年間を振り返って・・・

成年後見支援センターかけはしが開所して、1年が経ちました。
あっという間の1年間だったように感じます。

1年間で延べ1,415件の相談をいただき、相談対応の状況として最も多かったのは、認知症の方についての相談でした。

法人後見(法人が成年後見人、保佐人もしくは補助人となり、判断能力が不十分な方の支援を行うこと)受任件数は、確定待ちを含め6件となりました。

これからも、成年後見制度を通じ、住民の皆様の福祉と権利擁護推進に取り組んでまいります。

最近は、暖かい日も多くなり、すっかり春らしくなりましたね
季節の変わり目は体調を崩しやすいので、気をつけましょう。

今年度もよろしくお願いいたします。
 

投稿日:2012年4月2日 カテゴリ:かけはし

成年後見人のつどい 中止について

 3月15日に開催予定だった「成年後見人のつどい」は、応募者が1人であったため、今回は中止とさせていただきました。
 応募をしてくださった方には、大変申し訳ございませんでした。

 日々の後見人活動のなかで困ったことなどありましたら、センターまでお問い合わせください。

 成年後見支援センターかけはし
      松本市梓川梓2288番地3       TEL:88-6699

投稿日:2012年3月14日 カテゴリ:かけはし

支援員養成講座が始まりました

 以前募集しました、成年後見支援員養成講座が2月9日から始まりました。

 講座は全部で5回あり、1日目はセンター職員と司法書士、2日目は精神保健福祉士が講師をしました。

 権利擁護や成年後見制度、障害者福祉制度について勉強しました。

 

 みなさん、熱心に講師の話を聞いています。

投稿日:2012年2月21日 カテゴリ:かけはし