令和6年度第1回松安筑成年後見(地域連携)ネットワーク協議会
本年度、第1回目のNW協議会が安曇野市で開催されました。
令和3年に中核機関を設置してから、7回目の協議会開催となります。各市村から取り組み状況や、課題、今後の方針について説明がされました。また、今回初めての試みとして事例を使っての情報共有を行いました。この事例により様々な気付きを生むきっかけになったと思います。その人の生活を地域で支えるには、様々な職種や、フォーマル・インフォーマルを問わない関わりなどが必要になります。成年後見制度はその中の小さな一つのツールでしかありません。地域共生社会に向けての取り組みを行うためには、様々なネットワークを強化することはもちろんですが、地域づくりが不可欠です。
認知症人口の推計は、下方修正されたとは言え、増加することは明らかです。新たに認知症基本法が施行され、地域共生社会を実現するためにも、認知症に対する取り組みは最優先課題となっています。地域の理解を促し、誰もが住み慣れた地域で暮らし続けるために、多くの人の理解と協力は欠かせません。地域共生社会の実現に向けて、周知啓発から取り組んで行きたいと思います。
投稿日:2024年7月25日 カテゴリ:かけはし