第1回市民後見人材バンク登録者フォローアップ研修
当センターでは、市民後見人材バンク登録者の皆さんを対象に、資質向上、スキルアップを目的としたフォローアップ研修会を年数回開催しています。
今年度は第1回目として、意思決定支援についての事例をもとに、後見人としてどのような対応が望ましいかを考えていただく内容のレポート課題をお願いしました。
後見業務を行う上で大切なこととして、法律や制度、認知症や知的障害、精神障害に関する理解はもちろんですが、決められた期日までに書類を提出することも重要です。期日を守ることは当たり前のことではありますが、限られた期間内に必要な情報を集め、書類を作成し、提出することが難しい場合もあります。特に、家庭裁判所への書類提出期日を過ぎてしまうと、正しく後見業務を行っていても不正を疑われてしまいます。
そのため、集合研修の他にレポート課題も実務実習の一環として研修の対象として行っています。
後見業務は多岐に渡るため、今後も実務に即した内容の研修を行っていく予定です。
投稿日:2024年5月30日 カテゴリ:かけはし