「市民後見人についての講演会」がありました
8月20日(木)に「成年後見人についての講演会」を行いました。
成年後見支援センターかけはし運営委員会委員長の古川静男司法書士に講師をしていただき、市民後見人の役割や成年後見制度の現状について話していただきました。
市民や行政関係者等80人近くの方が参加してくださいました。
講演会の後には、参加者からいくつかの質問もありました。
① 市民後見人を必要とする人は、誰からの要請で制度利用の話になるのか。
⇒ 現段階で想定しているのは、毎月の事例検討の中から、専門職後見人が良い
のか法人後見が良いのか、それとも市民後見人が良いのかを提案する
形になる。
② 1人の市民後見人で何人の成年被後見人等の面倒をみることになるのか。
⇒ 1人が1人の市民後見人というイメージでいる。
③ 市民後見人のトラブル等の事例があったら教えてもらいたい。
⇒ 具体的にトラブルがあったというようなことは聞いていない。
④ 後見人になった場合には悩みが発生すると思うが、その悩みを解決するバックアップ
体制は機能してもらえるのか。
⇒ 裁判所はバックアップ体制がないと、基本的には選任しない。
かけはしを23年度に開設し、今やっとその体制が取れる段階になってきた
⑤ 市民後見人が一時的に体調不良になった場合は、どのように対処すれば良いのか。
⇒ 専門職後見人でも同じで、本人を中心にケアマネやヘルパー等が関わっている
ので、普段から関わりのある人にお願いする。
そういった面からも、ケア会議やチームワークが大事になってくる。
非常に多くの方にご参加いただき、関心をもっていただきありがとうございました。
投稿日:2015年9月1日 カテゴリ:かけはし