お口の健康大切ですよ~!
居宅介護支援事業所では、
2月10日に訪問診療をしている歯科医院の歯科衛生士さんをお招きして、
口腔機能低下症についての勉強会を開催しました。
歯科衛生士さんのお話では、
口の中の機能が低下すると、
・何でもない時に咳が出る
・舌が動きにくくなる
・薬が飲みづらくなる
・ハッピーターンのような硬いものが食べられなくなる
(ご高齢になると、これも硬いものにあたるそう!)
・口が渇く
・むせや食後に声が変わる
などの症状がでるそうです。
特に、口が渇くと口腔内にカビが増えて
アッという間に誤嚥性肺炎になるようです。
また、実際に口腔機能が低下している状態を体験しました。
舌の動きが悪い状態を想定し、舌を使わずにオレオを食べてから
口の中を見てみると・・・
歯にびっしりとオレオが付いていました。
口腔機能が低下している人の口の中は常にこの状態だとお聞きし、
とても驚きました!
健康な口腔内では、舌を自然に動かし、歯をきれいにしているそうです。
80歳代では、なんと100%の人が口腔機能低下症を発症しているとのこと・・・。
口腔機能低下症 + 歯の汚れ → 誤嚥性肺炎のリスクが高い。
歯の汚れは、歯科できれいにするだけでも、
誤嚥性肺炎のリスクが40%も低下するそうです!
今回の勉強会では、
口腔内の健康を維持することがとても大切だと学ぶことができました。
投稿日:2025年2月18日 カテゴリ:在宅福祉課