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認知症の新薬を学ぶ!

 

 7月13日、居宅の勉強会を行いました。小野薬品の伊藤さんをお招きし、認知症の新薬につ

いて学びました。

 アルツハイマー型認知症患者の家族へのアンケート調査から、日常の介護の中で最も負担

に感じるのは、「日常の見守り」・「周辺症状への対応」に次いで、「薬」に関することが多かっ

たとのことです。服薬確認が毎回できていなかったり、経口薬の準備や服薬にかかる時間の

手間など服薬に関する課題はたくさんありそうです。

 リバスタッチは貼るタイプの新薬で、目に見えるため飲み忘れの確認ができたり、張り替える

行為がスキンシップ効果につながったりと、介護する側にとっても新しいタイプの薬だと感じま

した。

 アルツハイマー型認知症の増加に伴い、周辺症状への対応に悩まされる介護者が増えてい

るように思います。治療と適切なケアが両輪となり、認知症の人と家族の生活を支えるお手伝

いが少しでもできたらいいなと思います。

 

投稿日:2012年7月24日 カテゴリ:在宅福祉課