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対人援助研修会

 成年後見支援センターかけはしでは年に1度、法人後見支援員と市民後見人材バンク登録者の研修として、対人援助研修会を実施しています。今回は、講師に精神保健福祉士、社会福祉士として幅広い分野でご活躍されている 大谷 庄司 先生をお迎えし、認知症高齢者、知的障がい者、精神障がい者への関わり方についてお話いただきました。
 研修では脳や認知の仕組みについて学んだのちに、認知症や障がい等のハンディを抱えた方々と関わるうえでの視点、話し方の手法等についてお話がありました。途中にはグループディスカッションや、声のかけ方・聞き取り方について実践する時間も設けられ、終始和やかな雰囲気で研修が行われました。
 実際に法人後見支援員、市民後見人材バンク登録者のなかには、日頃から認知症高齢者等と関わる機会を持つ方が多くいらっしゃいます。そのため、参加された皆さんからは「とても為になった」「学んだコミュニケーション方法について、すぐに実践に移したい」等の声が多くあがりました。
 来年度も引き続き、法人後見支援員・市民後見人材バンク登録者の皆さんの希望に沿いながら、実際の場面で対応できるスキルを身に付けるような対人援助研修会を計画していきます。

投稿日:2023年2月27日 カテゴリ:かけはし