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成年後見人等のつどいを開催しました

 12月4日(日)松本市総合社会福祉センターにて、「成年後見人等のつどい」を開催しました。コロナ禍だったこともあり3年ぶりの開催となりましたが、予想を上回る大勢の方にご参加いただきました。
 講師には成年後見制度に長く携わり、尽力されている古川 静男 司法書士をお迎えし、「成年後見制度を理解する~認知症高齢者や障がい者をいかに守っていくか、その方法を考える~」と題してご講演いただきました。判断能力が低下するとどのようなことが出来なくなるか等、実際に携わった申立て、受任事例を交えながら、制度の概要や枠組みについて分かりやすくお話いただきました。また、認知症高齢者や障がい者等の支援を行ううえで、一人または一部の支援者で悩みを抱えるのではなく、関係者を巻き込み、チームで支援を行うことの必要性、ネットワークの重要性についてもお話いただきました。後見人もそのチームの一員となります。参加者の皆さんからは「制度について初めて知った。このような講演会をもっと増やしてほしい。」「行政や周りにもっと相談をして良いと知ることができてよかった。」等、前向きな声を多くいただきました。
 今後も年に1回、「成年後見人等のつどい」として講演会・個別相談会を開催していく予定です。年々ニーズが深まる成年後見制度、是非多くの方に知っていただけたらと思います。
 ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

投稿日:2023年1月23日 カテゴリ:未分類

北アルプス連携自立圏視察研修

 北アルプス圏域から成年後見制度利用促進に係る担当者(行政、社協、専門職等)23名が視察に訪れたため、かけはし圏域の中核機関の取組みを紹介しました。
 北アルプス圏域では今年度から中核機関が設置されているとのことで、参加者からは、市民後見人養成事業についてや実際の業務等についての質問がありました。
 同じ県内であっても地域の実情やニーズはそれぞれ異なります。権利擁護支援の視点を持って地域福祉を推進していくためにも、他機関とのつながりを大切にし、今後も情報収集を行っていきたいと思います。

投稿日:2023年1月23日 カテゴリ:かけはし