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市民後見人材バンク登録者 第1回フォローアップ研修

 今年度もバンク登録をした方を対象にフォローアップ研修を行っています。
 

 まず、現状報告や意見交換がされました。
 現在のバンク登録者は16人で、そのうち単独で受任している人が3人と法人との複数後見で受任している人が4人、複数後見受任に向け後見人候補者として活動している人が1人です。
 実際に受任している7人から、受任後、どのように活動しているか、困ったことや不安なことがないか、対応に苦慮したこと等の話を聞きました。
 ・月に2回程度本人と面談しているが、施設職員にも顔を覚えてもらった。
 ・本人は口数が少ないので、意思疎通に苦慮している。
 ・本人が認知症のため話がかみ合わず、施設職員に確認したところ事実と異なっていた。
 ・今はまだ複数後見だが、そろそろ自覚を持って活動したい。
 ・施設でインフルエンザが流行り1ヶ月半面会できなかったが、本人はお変わりなく安心した。
  等、いろいろな意見が出ました。
 

 次に講師から、死後事務について講義がありました。
 成年被後見人の死亡後、親族とのトラブルが多くなってきたことから、条文が制定されました。
トラブルを起こさないためにも、施設や親族、成年後見人の三者間で亡くなった時にどうするか打合せをしておくことが大事だそうです。
 

  これからも実務実習やフォローアップ研修を重ねて、一人でも多くの市民後見人が誕生することを心待ちにしています。
 

投稿日:2018年6月14日 カテゴリ:かけはし