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市民後見人材バンク登録者 第2回フォローアップ研修

 今年度もバンク登録をした方を対象にフォローアップ研修を行っています。
 

 第2回目は「市民後見人のための身上監護」と題して、長野県社会福祉士会 ぱあとなあながの会員の小池達也さんに講義をしていただきました。
 

 
 就任時のサービス担当者会議を疑似体験してもらうため、実際の専門職の方にも加わっていただき、ロールプレイを行いました。
 まずはバンク登録者1名が保佐人として会議に参加します。
 被保佐人や相談員、ケアマネや行政の担当者、医師や看護師もいる中で今後の支援の方針について会議は始まりました。
 本人の困りごとを聞いたり各支援者からの近況報告等があり、一つひとつ確認していきます。
 次に同じ内容で保佐人を専門職にやっていただきました。
 今後、市民後見人に選任されれば、実際にこのような場面はたくさんあります。どのような雰囲気のものなのか、どのように会議が行われているのか等、体験し
たことはとても良い経験だった思います。
 

 ロールプレイの後は3つのグループに分かれて、被保佐人の入院に伴う市民後見
人の役割について、保佐人としてやらなければならないことをグループで書き出し
ていきました。
 

 やるべきこととやってはいけないこと、できることとできないことがあります。
 それぞれの分野に専門家がいるので、分からないことは勝手に判断をせず抱え
込まず、専門家に任せることが大事です。
 

 現在、単独の市民後見人が2人と法人と複数での市民後見人が2人、4人の市民
後見人が誕生しています。
 

投稿日:2017年11月24日 カテゴリ:かけはし