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ヘルプマークと障がいについてのお話(鎌田中学校)

 10月2日(金)に鎌田中学校で、南松本エリアから登校している1~3年生の縦割りグループの福祉学習のお手伝いをしました。

 「社協ってなに?」ということで、職員が松本市社協の組織や業務、施設などについての説明をした後、長野県ヘルプマーク普及協会のメンバーで福祉団体「つなぐ会」代表の奧家正史さんから、ヘルプマークについてと、障がいをお持ちの方との接し方などについてのお話しをしていただきました。

 ヘルプマークは、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方など、一見わからなくても援助や配慮を必要としている方が、周囲に知らせることができるマークです。

 奥家さんは、10年程前に病気で人工関節となり、身体障がい者に認定され、障がい者支援や障がい者理解を進めるための「つなぐ会」を立ち上げました。

 松本市社協で開催している「ボランティア交流集会」にご参加いただいたご縁で、今年度からの学校や児童センターで実施する福祉学習のプログラムの1つとしてご協力いただくことになりました。

 ヘルプマークの普及活動で、最近は少しずつヘルプマークが認知されてきましたが、以前はヘルプマークを持っていても外見では障がいがあることを理解してもらえず、バスの優先席に座っていて注意されることもあったそうです。

 「ヘルプマークを見かけたり、車椅子の人、目の不自由な人など障がい者がいたら、『何かお手伝いしましょうか?』と気軽に声をかけて欲しい」と言う奥家さんのお話を聞いた生徒からは、「これからは積極的に声をかけられるようになりたい」といった感想が多く挙がっていました。

投稿日:2020年10月5日 カテゴリ:ボランティア情報,地域福祉課