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お祭りができて良かった…


 毎年7月最終週の土曜日は、松原地区の最大の行事である「いいづら祭」が開催されます。今年のその日は、7月27日でした。数年ほど前まではこの時期には梅雨もすっかり明けて、夏真っ盛りの中で開催してきましたが、今年は明けきれない梅雨と台風6号の接近で、当日の朝まで開催するか、延期するかその判断に大変苦慮しました。


 「開催予定時間がくもりの予想だから、とにかくやってみよう!」町会連合会長はそう判断し、準備は着々に進められました。開会式の午後3時、若干ポツッとはきましたが崩れることはなく、スイカ割りや小学生たちのダンス、そして各町会や団体の催事等はつつがなく行われていきました。そしていつしかまた、雨は止んでいました。


 しかし最後にして最大の大抽選会、再び雨が降り始めました。今度は止むことがなく、閉会式の時は、役員も参加者の方々も、みんなずぶ濡れになっていました。それでも参加した皆さんは、異口同音に「楽しいお祭りだった!」と言って家路を急いでいました。


 台風6号が接近する中で、お祭りを行うか、延期するか判断はとても難しいものだったと思いますが、行うことにした役員の皆さんの判断は、とても素晴らしかったと思います。そしてそれを支えている関係者の皆さん、楽しんでいる地区の皆さん、本当に素晴らしかったと思います。


 平成が始まって間もなく産声を上げ、時代が変わって令和に引き継いだいいづら祭。地区が一致団結する素晴らしいお祭りです。そしてこのいいづら祭、来年は30年の節目の年を迎えます。

投稿日:2019年7月30日 カテゴリ:地区活動,生活福祉事業