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社協鎌田支会福祉講座で地域包括ケアについて理解を深める

 社協鎌田支会では、2月12日(金)に鎌田地区公民館において、「地域包括ケアを地域で考えるには どうすればよいか」をテーマにして、福祉講座を開催しました。
 信州大学経済学部井上信宏教授を講師に迎え、講義を受けました。国の人口が2007年をピークに人口が減少傾向に転じ、2050年には3,300万人が減少することが予測されています。松本市においても人口が減少し超少子高齢型人口減少社会を迎え、人類史上はじめて体験する社会へと進んでいます。
 そして、家族を超えた地域の繋がりや地域社会が高齢者の孤立を防ぎ、人のつながりをつむぐ場にしていくことが必要な状況など様々な地域課題を抱えていることを問題提起されました。
 そこで、地域包括ケアシステムを進めるために「誰もが、住み慣れた家で、地域で、安心して暮らし続けることができるしくみ」として、地域において「健康維持」「困りごと」「専門知識」「緊急対応」の4つのキーワードを基に活動を展開する必要性について話されました。
 町会長、民生児童委員、健康づくり推進員、日赤奉仕団員、ボランテイア部会員等80名の方々が参加され、熱心に耳を傾けていました。住みよい街へつながるように、社協としても地域での支え合いを応援いたします。
 

投稿日:2016年2月16日 カテゴリ:地区社協事業