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2年後に向けてのプログラミング教室(山辺児童センター)

 2年後には小学校でもプログラミングが必修となり、子どもたちに今のうちから親しんでもらうため、1月12日に山辺児童センターでプログラミング教室を開きました。

 

 夏休みに集中して開いた教室の続きとして、4名の経験者と1名の初めての子が参加しました。

 使用したのは、「スクラッチ」と呼ばれる、命令文をブロックのように組み立てて実行するタイプの「プログラミング言語」でした。

 講師として梓パソコン相談所の今井康裕先生が教えてくださいましたが、経験者は手慣れたもので、自分たちでマニュアルを開いては次々にプログラムを組んでゲームを作っていきました。

 初めての子も先生から少し教えてもらっただけで、いくつものキャラクターを表示させては縮小、拡大、回転などができるようになり、楽しそうに動かしていました。

 

 この日参加した子どもたちはパソコンの基本的な操作ができる子たちなので、直ぐに「スクラッチ」を使うことができましたが、全ての子どもがそうであるとは限りません。

 

 学校だけでプログラミングを教えることはなかなか難しく、プログラミングの課外授業が先生たちの一助になることを目指しています。パソコンを使用する教室は、肢体不自由な方でもサポート役になれるので、プログラミング教室がこの先、身体障害者の新しい活躍の場となることを期待しています。

 

 この日参加した経験者も初めての子もどうすればおもしろいプログラムが組めるか、ああでもない、こうでもないと自分から考えていました。IT社会の基盤としてプログラミングを捉えるだけでなく、「試行錯誤」するということをプログラミングから学び取ってくれればいいですね。

投稿日:2019年1月17日 カテゴリ:児童館