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ぐりとぐらの巨大カステラ(波田放課後児童クラブ)

 前夜の雪も朝日が昇るとともに解けましたが、なかなか気温が上がらなかった3月10日、波田放課後児童クラブで「ぐりとぐらの巨大カステラ」作りをしました。

 

 「ぐりとぐらの巨大カステラ」とは、絵本のぐりとぐらが森で見つけた巨大な卵を大きな大きなフライパンで焼き上げたカステラのことです。当日は食育の「にこにこフライパン」さんが準備をして下さり、子供たちがカステラの生地作りに参加してくれました。
 ポーチに用意したかまどに炭で火をおこし、十分温めた巨大フライパンに勢いよくみんなで協力して作った生地を流し込みました。

 後は2時間フライパンにふたをして焼き上げるだけ。難しい火加減の調整はにこにこフライパンさんにお任せしました。 さて、カステラが焼きあがるまで、児童クラブの子供たちが遊びの時間を割いて頑張った遊びの発表会をしました。手品から始まって、縄跳び、一輪車、けん玉にコマ、本の朗読やバトミントン、サッカーのストラックアウトなどなど。2週間前には全然出来なかった子も今日はできたり、ちょっと緊張してしまった子もいたりしましたが、みんな頑張りましたね。

 

 2時間経ちました。さあ、カステラはどうでしょうか?子供たちや保護者の方々が見守る中、フライパンのふたが取り外されました。ふわっと甘い匂いが立ち上がった先のフライパンには黄色くきれいに焼き上がった巨大なカステラがありました。

 カステラはシフォンケーキのようで焼きたてはホクホクとし、大人にもちょうどよい甘さでした。参加者全員、遊戯室でおいしく頂きました。余った焦げ目もそれはそれでおいしくて、おかわりに子供たちが長い列を作りました。

 

 生地作りの時間から、頑張った発表会まで終始児童クラブには何かいい感じの空気が流れていました。発表会ではみんな前のめりになってじーーと発表を見つめ、ちょっとうまくいかない子にも声援が贈られていました。長く暗い信濃の冬ももう終わり。来月からはまた新しい生活が待っている子供たちも少し大人になれたかな?

 

 甘いカステラとともに子供たちの成長を感じられた穏やかな休日でした。

投稿日:2018年3月12日 カテゴリ:児童館